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編集部こぼれ話

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岩合光昭さんが劇映画初監督 「ねことじいちゃん」、猫の日の22日公開

2019.2.14 14:48 47NEWS 中村彰

 世界的に有名な動物写真家で、NHKーBSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」でも人気の岩合さんが今度は初めての劇映画「ねことじいちゃん」を監督した。ほとんどすべてのカットに猫が登場し、「猫目線」のカメラワークがあるなど、これまでの経験が見事に生かされている。

映画「ねことじいちゃん」の一場面
映画「ねことじいちゃん」の一場面

 

 愛知県のある島。元教員の大吉(立川志の輔)が住んでいる。2年前に妻を亡くし息子は都会で働いているため、家族は猫のタマだけだ。

 朝の日課はタマとの散歩。リードもないのに、タマが後になり先になり絶妙の間合いで志の輔と絡んでいく。楽しみは島の同世代の年寄り達とのおしゃべり。日々助け合い、笑い合い暮らしていく。そんな中、島にカフェを作った美智子(柴咲コウ)に料理を教わり、妻が残したノートのレシピを追加していくのが習慣となった。

 ゆったりと流れる島の時間。だが、仲間が突然亡くなったり、島を出る女子高生が描かれたりするなど、少しずつ物語は進んでいく。大吉の体の不調、タマの行方不明…と不吉なことが続く。

 映画は人間のドラマでもあるのはもちろんだが、島の猫に関するストーリーを紡ぎ上げる。猫に関する描写はさすがだ。昼寝に散歩、ローアングルの猫目線はもちろん、猫から見てくるりと一回転する場面もある。登場する35匹の猫たちがあるときは恋をし、あるときはけんかをする。見ているうちにその感情が伝わってくるのが不思議。猫のせりふが頭の中に降ってくるようだ。

 猫を飼っている人はもちろん、飼っていない人も楽しめる佳作に仕上がった。「ニャンニャンニャン」の猫の日2月22日に公開される。小林薫や田中裕子らも出演。

 (47NEWS 中村彰)

 

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