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各テーマの専門家に原稿を依頼したり、取材してまとめたりした「識者評論」「視標」、編集委員や論説委員、専門記者らが執筆した「核心評論」を随時アップ。
改正少年法が4月1日に施行された。改正法は18・19歳を「特定少年」とし、幾つかの点で他の年齢層の少年とは違う扱いをする「特例」を設けている。選挙権年齢や民法上の成年年齢の引き下げなどにより、この年 ... [続きを読む]
ウクライナ侵攻で、ロシアによる市民への残虐行為が明らかになり、民間人の殺害に国際社会からの非難が高まっている。ウクライナの首都キーウ(キエフ)で取材を続けているフリージャーナリストの綿井健陽さん(5 ... [続きを読む]
民法の成年(成人)年齢が1日に20歳から18歳へ引き下げられた。2018年に成立した改正民法がいよいよ施行の日を迎えたのである。明治の民法制定以来、実に125年余りも維持され、国民生活に定着してきた ... [続きを読む]
ロシア軍はウクライナ南東部への攻勢を強めている。停戦交渉は難航し、戦闘の激化に歯止めがかかっていない。ウクライナの首都キエフに3月23日入ったフリージャーナリストの綿井健陽さん(50)が、ロシア軍と ... [続きを読む]
東京地裁は昨年12月13日の判決で、世界的金融グループに属するバークレイズ証券(東京)による男性元幹部社員の解雇を無効とし、未払い賃金の支払いを命じた。同社の「日本の企業と外資系の雇用慣行の違いを考 ... [続きを読む]
大阪市北区の心療内科クリニックで起きた放火殺人事件は、衝撃的だった。私自身、大阪府内のクリニックや病院で心療内科の外来診察を担当しており、到底人ごととは思えない。また、このクリニックに通院していた患 ... [続きを読む]
プロレスラー木村花さんの死を巡り、インターネットの誹謗(ひぼう)中傷に関する議論が高まっている。規制、発信者特定の迅速化、プラットフォーマーの責任、といった内容が話題の中心である。私自身も思うところ ... [続きを読む]
侮辱罪の法定刑の引き上げが法制審議会から法相に答申され、来年の通常国会に刑法改正案が提出される見通しだ。現在、侮辱罪の法定刑は拘留または科料だが、ここに懲役刑・禁錮刑や罰金刑を追加する。 改正の目 ... [続きを読む]
秋篠宮家の長女眞子さんが意志を貫き、大学時代の同級生小室圭さんとの結婚を果たした。週刊誌やテレビ、会員制交流サイト(SNS)などで繰り広げられた、2人や家族への長期にわたるバッシングはこれで収まると ... [続きを読む]
今、裁判の「秘密化」への流れが止まらない。 法制審議会(法相の諮問機関)が9月16日の総会で、一定の要件の下で犯罪被害者の氏名、住所などの情報(被害者情報)を被疑者・被告人や、場合によってはその弁 ... [続きを読む]