鉄道各社、NFTに参入 列車の3Dデータ販売

JR東海が無料配布を始めた特急「ひだ」のオリジナルヘッドマークのNFT=1日、名古屋市
JR東海が無料配布を始めた特急「ひだ」のオリジナルヘッドマークのNFT=1日、名古屋市
2023年03月20日
共同通信共同通信

 東京メトロやJR東海などの鉄道会社が複製不能なデジタル資産「非代替性トークン(NFT)」を活用し、列車の3Dデータの販売事業などに相次いで参入。コアなファン層向けに、所有する列車やヘッドマークといった鉄道資産を生かしたNFTを制作した。

 東京メトロは、実際の車両の写真を基に再現した「3Dモデリングデータ」のNFTを1月末に発売。車両は昨年、営業運転を終了した有楽町線・副都心線7000系で屋根や底面までも緻密に再現した。

 JR東海は旅行需要の開拓を目指す。3月3日から31日までの期間限定で岐阜県の高山駅と下呂駅で、特急「ひだ」のオリジナルヘッドマークのNFTを無料配布する。

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