逗子崩落から3年、亡き人に思い 市長ら、現場に献花

神奈川県逗子市の斜面崩落死事故現場に向けて、黙とうする桐ケ谷覚市長=5日午前
神奈川県逗子市の斜面崩落死事故現場に向けて、黙とうする桐ケ谷覚市長=5日午前
2023年02月05日
共同通信共同通信

 神奈川県逗子市で2020年2月、マンション敷地内の斜面が崩れ、隣接する市道を歩いていた県立高校の女子生徒=当時(18)=が巻き込まれて死亡した事故から5日で3年となった。桐ケ谷覚市長が現場で献花し、「二度とあってはならない。対策し、決して彼女の死が無駄にならないよう、思いをつないでいきたい」と述べた。

 発生時刻の午前8時ごろ、逗子市で土砂災害被害防止の啓発を進める「忘れな草プロジェクト」の高校生らも黙とう。メンバーの鈴木優里さん(17)は「(女子生徒の)高校の文化祭に行った時、優しく話してくれた。被害を防げるよう活動していきたい」と語った。

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