逗子崩落、神奈川県を提訴へ 発生3年で遺族、責任問う

敷地内の斜面が崩れ女子高校生が死亡した事故が起きた神奈川県逗子市のマンション(上)=20日
敷地内の斜面が崩れ女子高校生が死亡した事故が起きた神奈川県逗子市のマンション(上)=20日
2023年01月31日
共同通信共同通信

 神奈川県逗子市で2020年2月、マンション敷地内の斜面が崩れ、道路を通行していた県立高校の女子生徒=当時(18)=が土砂に埋もれて死亡した事故で、県が崩落前に土砂災害防止法に基づく危険性の調査を尽くさず、事故を招いたとして、遺族が損害賠償を求めて近く横浜地裁に提訴することが31日、代理人弁護士への取材で分かった。

 来月5日で事故から3年。遺族は既にマンションの管理会社などを提訴しているが、責任の所在を明確にするため、県の対応の是非も問うことにしたという。

共同通信共同通信

国内外約100の拠点を軸に、世界情勢から地域の話題まで、旬のニュースを的確に、いち早くお届けします。

https://www.kyodonews.jp/