石碑の文字、光で読み取る アプリ開発に寄付募集

「ひかり拓本」で読み取る前(左)と後の津波被害を伝える石碑=岩手県宮古市(奈良文化財研究所の上椙英之研究員提供)
「ひかり拓本」で読み取る前(左)と後の津波被害を伝える石碑=岩手県宮古市(奈良文化財研究所の上椙英之研究員提供)
2022年10月05日
共同通信共同通信

 奈良文化財研究所は5日、石碑に刻まれた文字に光を当てて影から拓本が取れるアプリを作ろうと、クラウドファンディング(CF)を開始した。目標は380万円。石碑には地域の歴史や災害の記録が刻まれているが、風化が進み判読が困難なものが多い。同研究所の上椙英之研究員は「石碑は身近な文化財。研究者だけでなく誰もが簡単に解読できるようにしたい」と話した。

 上椙氏が2016年に開発した技術「ひかり拓本」では、さまざまな角度から石碑に光を当て、影になった文字をカメラで何枚も撮影し専用のソフトで合成すると、文字がはっきりと読み取れる。

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