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運動習慣が重症化防ぐ コロナ感染で国際チーム

2022.5.15 0:00

 普段から運動を心がけている人は、新型コロナウイルス感染症にかかっても、重症化して入院したり死亡したりするリスクが大きく低下するとする研究結果を、南アフリカやカナダの国際チームがまとめた。

ジョギングする男性(AP=共同)
ジョギングする男性(AP=共同)

 

 運動量が多い人ほどリスクが低くなるが、中程度の運動でも予防効果がみられた。高血圧症や糖尿病などの持病があっても、体を動かす習慣があると症状が軽くなる可能性も示された。
 「小さな一歩が大きな防御につながる」とチームの研究者。コロナの次の感染症に備えるためにも、政策レベルで運動習慣を促すことが必要だと指摘している。
 チームは2020年3月から21年6月にかけて南アフリカでコロナに感染した18歳以上の約6万5千人を調査。ワクチン未接種の段階で感染した人たちを選んだ。
 いずれも運動量に応じてポイントがもらえる健康促進プログラムの参加者。スマートウオッチやスポーツジムのデータなどから、実際の運動量が推定できる。
 1週間の運動量が60分未満と少ない人、150分未満と中程度の人、150分以上と多い人の3グループに分けて比較。すると運動量が少ないグループに比べて、多いグループはコロナの入院リスクが34%、死亡リスクが42%低下していた。
 中程度のグループも入院リスクが13%、死亡リスクが21%低かった。持病がある人も運動によってリスクが下がる傾向がみられた。
 運動とコロナの関係を調べた研究はこれまでにもあるが、運動量が自己申告に基づくため不確かな側面があった。研究はブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシンに発表した。

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