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【聖火リレー アーカイブス(45)】 公道中止の福岡で点火式典 吉田羊さんらトーチキス

2021.5.15 12:00 共同通信
福岡県全域で聖火リレーの公道走行が中止となり、一般客の入場を規制して福岡市の平和台陸上競技場で開かれた点火セレモニー=11日午後(共同通信社ヘリから)
福岡県全域で聖火リレーの公道走行が中止となり、一般客の入場を規制して福岡市の平和台陸上競技場で開かれた点火セレモニー=11日午後(共同通信社ヘリから)
 東京五輪の聖火リレーは、新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令に伴って福岡県全域で公道走行が中止となり、福岡市の平和台陸上競技場で11日、点火セレモニーが開かれた。県出身の俳優吉田羊さんらランナーがステージに上がり、聖火を受け渡す「トーチキス」をした。吉田さんは「健やかに五輪・パラリンピックを迎えられるよう祈っている」と話した。
 ランナーは約2メートルの距離で左右に分かれ、それぞれ反対側のランナーに聖火をつないだ後、思い思いにポーズ。93人が参加した。最後に、1976年モントリオール五輪の柔道金メダリスト二宮和弘さん(74)が聖火皿に火を付けた。
 服部誠太郎知事はあいさつで、公道リレーの中止に触れ「無念の気持ちでいっぱいだ。聖火が希望の火として、日本と世界の人々を照らしてくれることを心より願う」と述べた。
 会場の外では「コロナ五輪即時中止!!」と書かれた幕が掲げられ、二十数人が、拡声器で「ノー・オリンピック」などと訴えていた。
 聖火リレーは福岡県が22府県目で、九州・沖縄では最後。当初は県内20市町村を回る計画だった。代替措置のセレモニーは12日も、北九州市の関門海峡ミュージアムイベント広場で開かれる。
 聖火リレーは各地で実施形態を変更し、これまでに大阪府や松山市、沖縄本島などで公道での走行を取りやめた。13日から舞台が移る本州でも、公道リレー中止の表明が相次いでいる。