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【聖火リレー アーカイブス(10)】 国宝松本城、小平選手走る 天守と桜、ライトに浮かぶ

2021.4.6 12:00 共同通信
前走者(右)から聖火を引き継ぎ、松本城前でポーズをとる小平奈緒さん=2日夜、長野県松本市
前走者(右)から聖火を引き継ぎ、松本城前でポーズをとる小平奈緒さん=2日夜、長野県松本市
 東京五輪の聖火リレーは2日、長野県で2日目が実施された。松本市では、平昌冬季五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルの小平奈緒選手(34)が最終走者を務め、夜空に輝く聖火を掲げながら、国宝・松本城前でゴールした。
 ライトアップされた天守と満開の桜を背に、ゆっくりと走りだした小平選手はマスク姿。沿道からの拍手に笑顔で手を振って応え、到着イベントの会場まで走り抜けた。
 茅野市出身の小平選手は「長野五輪で輝く選手を間近に見て、五輪を目指した。あの時にともしてもらった心の火が、こうして燃えていることが感慨深い」と語った。
 伊那市では、神経伝達物質の不足で体が動かしにくくなる難病「セピアプテリン還元酵素欠損症」を抱える長野県宮田村の唐木はなさん(18)が、電動車いすで聖火をつないだ。
 沿道には、友人やリハビリを支える福祉施設職員が集まり、3月に卒業した特別支援学校の教諭東方亜希子さん(45)は「走る姿に勇気をもらった」と涙ぐんだ。
 南木曽町では、江戸時代に整備された中山道の宿場町で、木造の伝統的家屋が軒を連ねる妻籠宿(つまごじゅく)を聖火が巡った。
 聖火リレーは3日から、岐阜県に移る。