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人体に抗原タンパク作らす  RNAワクチンの特徴 【新型コロナ・ミニ知識】

2021.1.27 16:46 共同通信

 厚生労働省に18日、国内初の承認申請が提出された米ファイザーのワクチンはRNAワクチンと呼ばれる。免疫反応を起こす「抗原タンパク質」を、人間の細胞に作らせるのが最大の特徴だ。従来のワクチンは、不活化したウイルスや、ウイルスの一部などの抗原タンパク質を、外から体内に入れていた。

 ファイザーのワクチンの主成分は、新型コロナウイルスの遺伝物質の一部を人工合成したもの。体内で細胞に、コロナウイルスに特徴的な突起状のタンパク質を作らせる。このタンパク質だけでは病気にならないが、免疫反応のスイッチは入り、タンパク質を記憶してウイルスをやっつける抗体を作る。このため、ワクチン接種後に本物のウイルスが侵入してきたら素早く排除することが期待されるわけだ。

 RNAは細胞の核には入らないため、人の遺伝子への影響はなく、抗原タンパク質が作られた後、RNAは細胞内で分解されるという。(12月18日配信)