メニュー 閉じる メニュー
全国

全国

北九州、保護者は体調管理徹底を 小学校集団感染で

2020.6.1 13:43 共同通信

 北九州市立守恒小学校で児童5人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生した疑いがあることを受け、同市教育委員会は1日、市立の全学校に対し、児童や生徒に熱がある場合は学校を休ませるなど体調管理の徹底を保護者に求めるよう通知したと明らかにした。一方、厚生労働省は同日、現時点ではクラスターと認定していないとの見解を示した。

 同小で最初に感染が確認された女児は、登校前に37度台の熱があったが、学校での検温で36度台だったため授業を受けていた。母親にも発熱症状があった。市教委幹部は「入り口で防げなかったのが反省点だ」とする。

 これを受けて市教委は、熱が37度以上の場合や、家族に発熱がある場合は登校を控えるよう保護者に伝えるよう各学校に指示した。

 市立学校では登校時に自宅で測った体温など健康状態を記入したチェック表を提出させた上で、必要な場合は入り口で検温もしていた。ただ、女児の濃厚接触者で、感染が確認された他の児童4人は無症状だったこともあり、市教委担当者は「症状がないまま感染が広がるので、防止には難しさがある」と話した。

 北九州市では守恒小を含む計4校で小中学生の感染者が出ており、4校は当面休校となっている。市教委は現時点で、市立学校全体の臨時休校は検討していない。