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佐世保小6女児殺害から16年 児童「全ての命大切に」

2020.6.1 12:08 共同通信

命の大切さを学ぶ全校集会で黙とうする佐世保市立大久保小の児童ら=1日午前、長崎県佐世保市
命の大切さを学ぶ全校集会で黙とうする佐世保市立大久保小の児童ら=1日午前、長崎県佐世保市

 長崎県佐世保市の市立大久保小で2004年、6年生だった御手洗怜美さん=当時(12)=が同級生の女児に殺害された事件から1日で16年となった。同小は御手洗さんをしのび、命の大切さを学ぶ全校集会を開き、児童は「全ての命を大切に」と宣言した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場の体育館に集まる人数を3~6年の児童約80人と職員ら25人ほどに限定し、1~2年の児童は各教室のモニター画面を通じて参加。地域住民や保護者らの参加も見送った。

 佐藤正実校長は「人をあやめてはならない、人を差別してはならない。この二つのことは大人になってもずっと心に刻んでおいてください」と訴えた。その後全員で黙とうし、児童は「全ての命を大切にしよう」「お互いを認め合うクラスにする」と決意を述べた。

 事件を受け、佐世保市では毎年6月に公立の小中学校で命の尊さを学ぶ行事を実施しているが、新型コロナの影響で9~11月に延期となった。

 事件は04年6月1日午後、校舎3階の「学習ルーム」で発生した。