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PCR検査受けずに退院「可」 厚労省、退院基準を変更

2020.5.29 21:36 共同通信

 厚生労働省は29日、新型コロナウイルスに感染した患者の退院基準について、発症日や症状がなくなった時点から一定期間を過ぎていれば、PCR検査を受けなくても退院できるように変更する方針を明らかにした。近く都道府県や医療機関に通知する。

 国内外の研究から、新型コロナウイルス感染症の患者は、発症前から発症直後が最も感染力が強く、発症から7~10日程度を過ぎれば、他人にうつすリスクが小さくなることが明らかになってきた。こうした知見を踏まえ、厚労省は基準を見直すことを決めた。

 新たな基準では、入院患者は発症から14日間が経過し、かつ症状がなくなって72時間を過ぎていれば、PCR検査を受けなくても退院できる。発症から10日が過ぎていなくても症状がなくなった場合は、PCR検査で2回続けて陰性になれば退院できる。

 軽症者や無症状者で宿泊施設や自宅で療養している人も、発症から14日間経過し、かつ症状がなくなって72時間過ぎればPCR検査がなくても療養を解除できる。

 これまでは、症状がなくなってからPCR検査で2回続けて陰性にならなければ、退院や療養解除をすることができなかった。

 このほか厚労省は、濃厚接触者に対する検査を巡り、症状がなくてもPCR検査を実施するよう改めることにした。陽性者を速やかに見つけるためとしている。