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外務省の邦人帰国支援1万人超へ コロナ移動制限で

2020.5.29 18:03 共同通信

 茂木敏充外相は29日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大による海外の移動制限で足止めされた邦人のうち、外務省や在外公館の支援を受けて出国、帰国した人数が月末までに1万人を超えるとの見通しを明らかにした。来週には200人以上が帰国を予定しているとして「邦人の安全、帰国手段の確保に向け、外務省一丸となって取り組む」と強調した。

 外務省の援助を受けて出国した邦人は26日時点で計9923人。同省は29日現在、27カ国で約280人の帰国希望者を把握しており、今後も帰国者が増える見込みだ。

 各国は感染拡大防止のため、国境封鎖などの措置を強化し、出国が困難となる邦人が続出した。国際線の運航が停止になった国もある。

 外務省は在外公館を通じ、帰国の要望調査や空港への移動支援を実施。臨時便運航に向けた現地政府や航空会社との調整も担ったという。韓国などとはチャーター機の相乗りも実現させた。

 アフリカ15カ国に滞在する邦人については、日本への航空便があるエチオピアにいったん集結させる「非常に複雑なオペレーション」(茂木氏)を行った。邦人301人は4月17、18日に(1)ルワンダ―ブルンジ―ウガンダ(2)セネガル―ギニア―コートジボワール―など10のルートでエチオピアに集まり、同20日までに日本に帰国したという。