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コロナ死者数を2倍以上に修正も モスクワ市、国際基準採用

2020.5.29 9:24 共同通信

 【モスクワ共同】モスクワ市保健局は28日、市内での4月の新型コロナウイルス感染による死者数を当初の636人から2倍以上の1561人に上方修正する可能性があると明らかにした。ロシア保健省が、世界保健機関(WHO)などの国際基準に依拠した新たな死因の判定方法を採用したためだとしている。

 感染者数が世界3位の規模の割に少なすぎると指摘されているロシアの死者数が今後、大幅に上方修正される可能性がありそうだ。

 市保健局の説明によると、新たな判定基準により(1)検査で陰性だったが、症状から感染による死亡と疑われる169人(2)検査では陽性だったが、他の病気が死因と判定された756人―が新型コロナ感染による死亡として区分されるという。

 米紙ニューヨーク・タイムズと英紙フィナンシャル・タイムズは今月中旬、4月のモスクワ市の死者総数が過去5年の平均を1700人以上も上回ったにもかかわらず、新型コロナ感染による死者数が少ないと指摘。ロシア全土の感染死者数は約70%も過少申告されているとの疑惑を報じていた。