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奈良、子ジカの写真をSNS発信 愛らしい姿楽しんでと「愛護会」

2020.5.25 8:27 共同通信

「奈良の鹿愛護会」が公開した子ジカと母ジカの写真=5月、奈良市(同会提供)
「奈良の鹿愛護会」が公開した子ジカと母ジカの写真=5月、奈良市(同会提供)

。 新型コロナウイルスの感染拡大予防のため子ジカ公開イベントが中止になったことを受けて、シカを保護する「奈良の鹿愛護会」が、会のホームページや会員制交流サイト(SNS)などで連日、子ジカの愛らしい姿の写真を公開している。

 日陰に入ってくつろぎ、親子で芝生の上で草をはんだり、元気よく遊んだり。5月12日から「子鹿ちゃんだより」として、今春生まれたシカの赤ちゃんの姿を投稿。写真は愛護会の職員が撮影する。今後は動画も紹介できるよう計画している。

 生まれた子ジカは毎年6月、奈良市の「鹿苑角きり場」でお披露目される。県内外から例年約1万人以上の観光客が訪れる人気イベントだが、今年は中止に。毎年楽しみにしている人も多く、写真の発信を企画した。「癒やされる」と評判も上々だ。

 愛護会は人とのトラブルを防止するため、4月上旬から妊娠している雌ジカを鹿苑で保護し、出産を見守る。例年200頭ほど収容している。奈良公園外でも出産することがあるため、市内で出産の様子を見かけることも少なくない。春の母ジカは気が荒くなっているため、愛護会は注意を呼び掛けている。

 愛護会職員の板倉誉明さん(33)は「写真がきっかけでシカや生態に興味を持ってもらえれば」と話す。