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ロシア感染者、30万人超える ペース鈍化、モスクワ深刻

2020.5.20 18:55 共同通信

 【モスクワ共同】ロシア政府は20日、新型コロナウイルスの感染者数が30万8705人、死者は2972人になったと発表した。30万人を超えるのは感染者数が最も多い米国に次いで2カ国目。増加ペースは鈍化したが、死者数が全土の6割弱を占める首都モスクワ市では19日まで4日連続で過去最悪レベルの70人以上の死者が確認され、深刻な状態となっている。

 モスクワ市では1万8千人の重症患者が入院中で、ソビャニン市長は19日「感染症に勝利したと言うのは無責任だ」と述べ、行動制限の厳守を求めた。今月末まで続く原則的な外出禁止措置などの制限緩和にも慎重に対応する姿勢を示した。

 米ジョンズ・ホプキンズ大集計によると、世界全体の死者は19日、32万人を超え、感染者は490万人超となっている。

 ロシアでは今月13日まで11日連続で1万人以上の新規感染が確認された。その後は1万人を下回りミシュスチン首相は18日「感染者の伸びは食い止められた」と語った。

 プーチン大統領は18日、状況が深刻な南部ダゲスタン共和国に関するテレビ会議を開催。共和国の保健相は当局発表を約20倍上回る657人が肺炎で死亡し、うち40人が医療従事者だと指摘しており、プーチン氏は国防省に医療施設の建設を指示。非常事態省には公共エリアの衛生処置を命じた。

 ミシュスチン氏によると、州や地方、共和国など85ある連邦構成体のうち、27の構成体が行動制限緩和の準備を表明しているという。