メニュー 閉じる メニュー
全国

全国

イタリア、外出禁止措置が解除 3月以来、飲食店や美容院も再開

2020.5.18 18:09 共同通信

18日、イタリア・ミラノの高級ブランド「プラダ」の店舗で営業再開の準備をする従業員(ロイター=共同)
18日、イタリア・ミラノの高級ブランド「プラダ」の店舗で営業再開の準備をする従業員(ロイター=共同)

 【ローマ共同】新型コロナウイルスによる死者が一時、世界最多に上ったイタリアで18日、感染拡大防止のため3月から続いていた外出原則禁止措置が解除された。レストランやバール(喫茶店)などの飲食店や美容院の営業も再開。新たな日常生活を模索する「ウイルスとの共存」期間が本格的に始まった。

 コンテ首相は「社会生活が再開する。店でも山でも海でも行きたい所に行ける。友人にも会える」と強調。一方、感染が再拡大すれば新たな封鎖措置を取るとも述べ、外出時にはマスクを携行するよう呼び掛けた。州外への移動には自己宣誓書が引き続き必要となる。

 18日には衣料品店や靴屋などの商店のほか、美術館や博物館も再開が可能となった。いずれも客同士の対人距離を1メートル保つことが義務付けられている。首都ローマのレストランではテーブルやレジに透明の板を設置する従業員の姿も見られた。

 美容院や理髪店は予約客のみ受け入れが認められた。顧客データは14日間保管しなければならない。集会禁止は続くが、禁じられていたミサは執り行えるようになった。

 ウイルスの抑え込みが順調にいけば25日にプールやジムが、6月15日には劇場が再開される。閉鎖が続く学校が始まるのは9月とみられている。

 イタリアでは2月下旬に感染が急拡大。3月10日から全土で外出が禁止され、3月下旬には大半の経済活動が停止された。5月上旬に製造業や建設業が再開された。

 17日の政府発表によると、同国での感染死者は3万1908人、累計感染者は22万5435人となった。1日での新たな死者は145人、感染者は675人で、それぞれピーク時の約7分の1、約10分の1に減少した。既に回復した感染者は約12万5千人いる。