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中国吉林省舒蘭市トップを解任 感染発生の責任追及か

2020.5.16 6:14 共同通信

 【北京共同】中国吉林省共産党委員会は15日、同省舒蘭市トップの李鵬飛同市党委書記の解任を決めたと発表した。国営中央テレビ(電子版)が16日、伝えた。理由は伝えていないが、最近、舒蘭市や周辺で新型コロナウイルスの国内感染が起きた責任を問われた可能性がある。

 22日から北京で全国人民代表大会(全人代=国会)が開かれる予定で、中国当局は感染拡大に神経をとがらせている。

 吉林市副市長が舒蘭市トップを兼任する。中国メディアによると、舒蘭市から広がったとみられる発症者が14日までに吉林市と遼寧省瀋陽市で計約30人確認された。両省で8千人以上の濃厚接触者が隔離されたという。地元当局は吉林駅を封鎖し、住民の移動を厳しく管理して抑え込みを図っている。

 また湖北省武漢市でも最近、同一の居住区で発症者が計6人確認され、市は全ての市民にPCR検査を進める方針を打ち出した。4月半ばにも海外から流入した感染が一時期広がり、党中央規律検査委員会などは黒竜江省ハルビン市の副市長や省政府系医科大の幹部らに党や行政上の処分を科した。