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新型コロナ死者30万人超す 1カ月で2.5倍

2020.5.15 9:38 共同通信

新型コロナウイルス感染症の患者を治療する医療関係者=14日、マドリード(ロイター=共同)
新型コロナウイルス感染症の患者を治療する医療関係者=14日、マドリード(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が14日、世界全体で30万人を超えた。4月14日に12万人を超えてから、1カ月で2.5倍に増えた形。死者の増加ペースは鈍化せず、欧米を中心に被害拡大が続いている。感染者は世界で440万人に上っている。

 最初の感染例が世界保健機関(WHO)に報告されてから、死者が1万人を超えるまでは3カ月弱かかった。だが死者はその後急増し、3月31日に4万人を上回ってからは1~2日ごとに1万人以上が上積みされる状態が、1カ月半にわたって続いている。

 最大限の警戒が必要な状態は依然続いているが、感染者の8割は軽症で済むことも分かっている。重症化しやすい高齢者や、心臓・呼吸器系の疾患や糖尿病、がんなどの既往歴がある人への対応を優先し、医療機関が重症者治療に万全を期すことができる態勢を維持することが、最重要課題となっている。

 米国は約1千万件のウイルス検査を実施済みで、世界最多の140万人を超える感染者が確認され、死者も約8万5千人と世界最悪の被害が出ている。欧州では英国、イタリアで3万人を超えているほか、スペイン、フランスでも2万7千人以上が死亡した。

 WHOの13日付状況報告によると、死者の56%は欧州地域事務局管内(トルコや旧ソ連諸国を含む)。米州地域事務局管内(南北米大陸)で37%と、両地域で世界の死者の9割以上を占めている。

コストコの外で一列になって待つ人々=14日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)
コストコの外で一列になって待つ人々=14日、ニューヨーク(ゲッティ=共同)