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ブラジル、コロナ死者1万人超え 大統領は記者をばか扱い

2020.5.10 9:45 共同通信

8日、ブラジル・リオデジャネイロの墓地で、新型コロナウイルスの死者を追悼する遺族(ゲッティ=共同)
8日、ブラジル・リオデジャネイロの墓地で、新型コロナウイルスの死者を追悼する遺族(ゲッティ=共同)

 【サンパウロ共同】ブラジル保健省は9日、国内の新型コロナウイルス感染者が15万5939人、死者が1万627人に達したと発表した。いずれも中南米最多。感染者数は世界で7番目、死者数は6番目に多い。

 このような中、新型コロナ感染症を「ただの風邪」と呼ぶ右翼ボルソナロ大統領は9日にブラジリアの公邸で大規模なシュラスコ(焼き肉)パーティーを行うと記者団に予告していたが、ツイッターで「フェイク(作り話)」だったと述べ、批判的な記事を書いた記者らをばか呼ばわりした。

 大統領は、各州が実施している商業施設閉鎖やイベント中止などの規制が経済を悪化させると批判し、率先して規制を無視し感染拡大に無頓着な姿勢を貫いている。

 リオデジャネイロ州などでは感染者のための集中治療病床が不足し始めた。感染者、死者が最も多いサンパウロ州は5月末まで商業施設などの閉鎖措置を延長。北部ベレンや北東部フォルタレザなど完全なロックダウン(都市封鎖)に踏み切る自治体も出てきた。