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世界で感染者400万人超す 新型コロナ、勢い衰えず

2020.5.10 6:53 共同通信

ニューヨークのセントラルパーク内に設置されたテント状の臨時病院で作業をする医療従事者=9日(ロイター=共同)
ニューヨークのセントラルパーク内に設置されたテント状の臨時病院で作業をする医療従事者=9日(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が9日、世界全体で400万人を超えた。欧米での被害が依然深刻だが、南米や中東でも増加傾向にあり、感染拡大の勢いは衰えていない。死者は約28万人に上りさらに増え続けている。

 感染者は、中国で最初の症例が報告されてから約3カ月後の3月26日に、世界全体で50万人を超え、その後はほぼ1週間ごとに50万人が増える状態が続いてきた。4日に350万人を超えてから、今回は5日で50万人増と、ペースが上がった。

 この間、感染の中心地は欧州から米国へと移った。米国は870万件のウイルス検査を実施していることも反映し、世界最多の130万人の感染者が確認されている。

 欧州ではスペイン、イタリア、英国で20万人を超えている。一部で感染者の増加ペースに鈍化の兆しも出ているが、ロシアで急増しており、フランスやドイツの感染者数を上回った。

 世界保健機関(WHO)の9日付状況報告によると、感染者の44%は欧州地域事務所管内(トルコや旧ソ連諸国を含む)、43%は米州地域事務所管内(南北米大陸)が占めている。増加が目立ってきているのは南米。14万人超のブラジルが最も多いが、ペルー、エクアドル、チリなどでも感染者が増えてきている。

 一方、人口13億人で世界第2位のインドを抱える東南アジア地域事務所管内では9万人、アフリカ地域事務所管内(北アフリカを除く)も4万人と、他地域より大幅に少ない状態が続いている。発展途上国での現状把握が進んでいるのかが、懸念されている。