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相談目安「37.5度以上」削除 新型コロナ、風邪症状続けば対象

2020.5.8 22:39 共同通信

相談・受診の目安
相談・受診の目安

 新型コロナウイルスの感染が疑われる人が「帰国者・接触者相談センター」に相談する目安について、厚生労働省は8日、発熱やせきなどの軽い風邪症状が続く場合には、すぐ相談するように変更し、都道府県などに通知した。従来の「37.5度以上」という体温の目安は削除、「発熱が4日以上続く場合」との条件も外した。

 相談しても目安を満たしていないと判断されてPCR検査が受けられないとの批判や、軽い症状から急に悪化する症例が相次ぎ、早期の受診が重要と分かってきたことが変更の背景にある。

 新しい目安では、37.5度以上でなくても発熱やせきなど軽い風邪の症状が続けば相談をするよう勧めている。息苦しさ、強いだるさ、高熱のいずれかがある場合や、高齢者や持病を伴うなど重症化の恐れがある人、妊娠中の人で風邪の症状がある場合は、すぐに相談してもらう。地域によっては、医師会や診療所などで相談を受け付けているとしている。

 厚労省の担当者は、相談・受診の目安で挙げられた高熱や発熱について「本人の平熱を踏まえて判断してもらいたい」とし、具体的な数値は示さないとした。

 PCR検査の必要性は、これまで通り医師が判断するとした。

 これまでは、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いたら地元のセンターを通じて専門外来を受診。医師が必要と判断すればPCR検査の対象とした。

厚生労働省の入る中央合同庁舎第5号館=東京都千代田区霞が関
厚生労働省の入る中央合同庁舎第5号館=東京都千代田区霞が関