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米最高裁、初の電話会議審理 一般視聴者向けに音声生配信も

2020.5.5 9:30 共同通信

米最高裁の電話会議形式での審理で発言するトーマス判事=4日、ワシントン(ゲッティ=共同)
米最高裁の電話会議形式での審理で発言するトーマス判事=4日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米最高裁は4日、新型コロナウイルスの感染防止措置として、史上初めて電話会議形式で審理を実施した。普段は法廷の傍聴人しか聞けないやりとりを、メディアを通じて初めて一般の視聴者向けに音声を生配信して公開。同様に6日間で計10件の審理を開催する予定。

 今回実施されたのは大手旅行サイトのブッキング・ドットコムが社名を商標登録できるかどうかを巡り同社と連邦政府の間で争われた訴訟の審理。ロバーツ長官(65)ら判事9人全員と、同社と連邦政府のそれぞれの代理人が参加した。

 普段の審理では判事らがさみだれ式に質問し、質疑に割って入ることも多いというが、この日はロバーツ長官から就任年次の古い順に質問。最高齢でリベラル派の女性ギンズバーグ判事(87)が発言したほか、めったに質疑に加わらない保守派トーマス判事(71)も約1年ぶりに質問し、話題となった。

 審理は予定時間を少し過ぎて1時間15分ほどで終了。目立った通信トラブルもなかった。トランプ大統領の財務記録開示を巡る訴訟の審理が12日に開催される予定で、さらに注目を浴びそうだ。