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マレーシアが経済活動再開 感染拡大を懸念、首都は開店少数

2020.5.4 19:27 共同通信

活動制限令の緩和後に食料品を買い求める人々=4日、クアラルンプール(ゲッティ=共同)
活動制限令の緩和後に食料品を買い求める人々=4日、クアラルンプール(ゲッティ=共同)

 【クアラルンプール共同】マレーシアで4日、新型コロナウイルスの感染防止のための活動制限令が緩和され、大部分の企業や店舗が操業を許可された。ただ、感染が再び拡大するとの懸念から経済活動の再開を見送る州も多く、首都クアラルンプール中心部の開店は少数にとどまった。

 マレーシアは感染者数が東南アジアで最多だった3月18日、一部業種を除き操業を停止。国境を事実上封鎖、アジアで初めて全土で外出を原則禁止した。軍を動員して感染者の多い地域を封鎖し、違反者の計約2万4千人を逮捕するなど厳格な対応を取った。

 感染の勢いは抑制され、4日時点で感染者は約6300人となっている。しかし依然として連日2桁か3桁増が続いており、制限緩和に慎重な意見も少なくない。

 クアラルンプールの商業施設でドーナツ店の営業を再開したファディラさん(43)は「感染リスクは心配だけど生活のためには働かないといけない」と話した。周辺の人通りは少なく、初日の客足は鈍かった。

 再開した企業や店はマスク着用や人との距離を確保するなどの対策が義務付けられている。

クアラルンプールの店舗入り口で来店客を検温する係員(左)=4日(共同)
クアラルンプールの店舗入り口で来店客を検温する係員(左)=4日(共同)