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休園の動物園や水族館、動画配信 パンダのライブに「癒やされる」

2020.5.2 7:16 共同通信

上野動物園公式ツイッターでパンダの動画を見る子ども=4月
上野動物園公式ツイッターでパンダの動画を見る子ども=4月

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて臨時休園中の動物園や水族館が、会員制交流サイト(SNS)などでの発信に力を入れている。自宅にいながら動物の姿を楽しんでもらおうと、パンダの動画のライブ配信や、関係者しか立ち入れないバックヤードの動画公開など、工夫を凝らした内容に「癒やされる」「勉強になる」と評判も上々だ。

 語呂合わせで飼育の日の4月19日、大阪市の天王寺動物園では、恒例の園内イベントに代わり、休園中の園内の様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信した。餌を用意する調理場や、サイのトレーニングの様子など、普段は見られない舞台裏を職員がリポート。最大で1200人が視聴し、1万回以上再生された動画もあった。

 同園は「ライブ中、見ている人が質問を書き込んで飼育員が答えるなど双方向のやりとりができた。第2弾も計画したい」と手応えを話す。

 休園中も「動物たちの様子が気になる」という声は多く、ジャイアントパンダ6頭が暮らす和歌山県のアドベンチャーワールドでは、休園日を除き午前11時から正午までパンダ舎の動画をライブ配信している。東京・上野動物園でも、パンダが餌を食べたり遊んだりする姿を連日投稿。公式ツイッターのフォロワーは100万人を突破し、動画の再生回数が10万回を超えることも少なくない。

 休園による意外な影響も。三重県の鳥羽水族館では、普段は館内で募集しているバイカルアザラシの赤ちゃんの愛称を初めてインターネットで募集したところ、通常の4倍近い7090件の応募があったという。

 担当者は「休園で動画や写真を頻繁に投稿するようになり、ツイッターのフォロワーが3万人以上増えた。外出自粛でネットを見る人たちが増え、親近感を持ってもらえたのではないか」と話した。