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コロナ薬、効果確認できず 開発元「有望」と強調

2020.4.30 1:05 共同通信

 【ワシントン共同】新型コロナ感染症の治療薬候補「レムデシビル」を投与した患者で明確な治療効果が確認できなかったとする臨床試験の結果を中国のチームが29日、英医学誌ランセットに発表した。

 統計的にははっきりしないが、投与が早いと症状の改善が望める可能性は示された。中国の感染者が減って予定した参加人数に達せず、試験を途中で打ち切ったため有効性を評価するにはさらにデータが必要としている。

 一方、開発元の米製薬会社ギリアド・サイエンシズは同日、「有望なデータが得られつつある」と発表した。別の臨床試験の初期データで投与期間が5日でも10日でも患者の経過に大差はなく、治療期間が短くてすむ可能性が示されたと強調している。

 日本政府もこの薬に注目。企業の申請があれば審査手続きを迅速に進める考えを示している。