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ボーイング、680億円赤字 1~3月、2四半期連続

2020.4.29 21:07 共同通信

米ボーイングの工場=20日、ワシントン州レントン(AP=共同)
米ボーイングの工場=20日、ワシントン州レントン(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】主力旅客機「737MAX」の墜落事故で経営危機に陥った米航空機大手ボーイングは29日、2020年1~3月期決算を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちとなり、純損益が6億4100万ドル(約680億円)の赤字となった。赤字は19年10~12月期に続き2四半期連続。前年同期は21億4900万ドルの黒字だった。

 一方、欧州航空機大手エアバスが29日発表した20年1~3月期決算の純損益は4億8100万ユーロ(約560億円)の赤字になった。赤字は2四半期連続。

 ボーイングを巡っては、2度の墜落事故で運航停止に追い込まれた737MAXは今年に入り生産も停止し、補償費用などがかさんだ。世界各国の移動制限措置で航空需要が急減し、別の機体の引き渡しや支払いの延期も相次いだ。

 米政府や金融機関に600億ドル規模の支援を要請した。737MAXの運航再開に向けた承認の取得も難航しており、経営再建に向けてなお曲折が予想される。

 ブラジルの同業エンブラエルから小型機事業を事実上買収する計画は、資金繰りの逼迫から撤回を余儀なくされた。低燃費で需要が高まる小型機を強化する戦略の練り直しも迫られている。