造船所内に医療用コンテナ、長崎 イタリア客船、診療や休憩用に
2020年04月29日

長崎市香焼町の三菱重工業長崎造船所に停泊中のイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員148人が新型コロナウイルスに感染した問題で、運航会社「コスタクルーズ」側は29日、造船所内に医療支援用の仮設コンテナ搬入を始めた。
20基を搬入する見込みで、船の近くに設置し、診療や医療関係者が休憩する場所などとして活用する予定だ。
クルーズ船では20日に最初の感染者が判明し、乗員623人が検査を受けた。大半が船内で待機しているが、発熱などの症状を訴えた計4人が入院した。