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年内にワクチン接種可能の見通し 世界的な開発協力加速で早まる

2020.4.28 13:49 共同通信

米国立衛生研究所が臨床試験を始めた、新型コロナウイルスのワクチン投与を受ける男性=3月(AP=共同)
米国立衛生研究所が臨床試験を始めた、新型コロナウイルスのワクチン投与を受ける男性=3月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は27日、国際的なワクチン開発研究に出資している団体が、早ければ年内にも新型コロナウイルスに有効なワクチンの接種開始が可能との見通しを示したと報じた。

 オスロに本部を置く国際団体「感染症流行対策イノベーション連合」は世界で行われている九つのワクチン開発事業に出資している。これまではワクチン開発に1年~1年半かかるとしていたが、世界的な開発協力が加速、時期が早まったという。接種対象は当初、医療関係者らになる見込み。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は27日、ワクチン開発が最も進んでいるのは英オックスフォード大の研究チームで、来月末までには6千人を対象にした臨床試験を終え、有効であれば、9月までに数百万人分のワクチンを生産できる見通しだと伝えた。

 楽観的な報道の一方、ワクチン開発には数年以上かかるとみている専門家もおり、開発実現は予断を許さないのが実情だ。