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クラスター発生の会場で販売会 北海道の自粛要請「補償出ず」と

2020.4.26 17:59 共同通信

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が2月に発生した北海道北見市の「北見総合卸センター」で、大阪府茨木市の企業が25~26日、道が開催自粛を要請する中で日用品の販売会を開催したことが分かった。同社は「休業しても補償が出ず、経営のためにやむを得なかった」としている。

 販売会は27日までの予定で靴や調理器具、革製品などが販売されている。26日は約400平方メートルの会場の出入り口付近にアルコール消毒液のボトルが置かれ、換気のため窓や出入り口を常時開放。担当者によると、初日の25日の来客数は68人で、会場に同時にいたのは多くて4、5人だったため「過密状態はなかった」としている。

 北海道の鈴木直道知事は政府の緊急事態宣言を受け集会やイベントの開催自粛を要請。道はこの販売会についても自粛を求めていた。道担当者は「開催に至ったことは大変残念」としている。

 道によると、会場では2月にクラスターが発生し参加者11人が感染した。企業の代表を務める男性は「休業補償が出るなら開催しなかった。批判は予想しているが、会社を回すための判断だった」と話した。