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外国人住民らに食料支援、名古屋 コロナ掲示板や困り事ポストも

2020.4.26 17:49 共同通信

名古屋市の「九番団地」で、NPOが配布した食料を手にするブラジルからの住民=26日午後
名古屋市の「九番団地」で、NPOが配布した食料を手にするブラジルからの住民=26日午後

 外国人が多く住む名古屋市港区の「九番団地」で26日、NPO「まなびや@KYUBAN」が住民に食料を無料配布し、新型コロナウイルス感染拡大でどのような影響を受けているかについて聞き取りをした。感染を防ぐため、団地内に情報をやりとりする掲示板とポストを設置し、これらを利用した支援も同日から始めた。

 団地内の公園には、イベントを知ったブラジルやフィリピン、ベトナム人ら住民60人が訪れ、感染拡大後の雇用状況に関するアンケートに記入した後、菓子や卵、マスクなどを受け取った。掲示板での情報発信や、困り事などを手紙で投函するポストについても説明を受けた。

 日系ブラジル人の高橋リカルドさん(45)は、派遣で働いていた車の部品工場の仕事が今月でなくなったという。「会社の寮なので出て行かないといけないが、新しい仕事も見つからない」と不安そうに話した。

 同様の支援は今月5日にも実施。代表の川口祐有子さん(43)は、前回よりも解雇された人が多い印象を受けたという。「(密閉、密集、密接の)3密を避けるため、顔を合わせた支援が難しいが、掲示板やポストを通じ、国や行政の施策を周知したり、連絡を取り合ったりしたい」と語った。