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新型コロナ死者20万人超す 2週間で倍増、鈍化せず 9割近くが欧米に集中

2020.4.26 8:45 共同通信

死亡した患者を運ぶ医療関係者=25日、モスクワ(タス=共同)
死亡した患者を運ぶ医療関係者=25日、モスクワ(タス=共同)

 【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が25日、世界全体で20万人を超えた。10日に10万人を超えてから約2週間で倍増。増加ペースは鈍化せず、死者の9割近くを占める欧米を中心に依然として被害拡大が続いている。

 世界各国でのウイルス検査の拡充も反映し、感染者は286万人超に。高齢者や、心臓・呼吸器系の疾患や糖尿病、がんなどの既往歴がある人は重症化しやすく、最大限の警戒が必要だが、感染者の8割は軽症で済むことも分かっている。

 死者を増やさないためには、医療機関が重症者への治療に万全を期すことができる態勢を維持することが鍵となる。健康な中年・若年層は軽症の場合、自宅で療養するなど冷静な対応も求められている。

 死者は3月31日に4万人を上回ってからは、1~2日ごとに1万人以上が増える状態が4週間近く続いてきた。最初の感染例が世界保健機関(WHO)に報告されてから約3カ月後の4月2日に死者が5万人を超えた後、10日に10万人、17日に15万人と約1週間ごとに死者が5万人ずつ増えてきた。

 感染者数が90万人以上で世界最多の米国が死者も最も多く、5万人を超えている。次いでイタリア、スペイン、フランス、英国の欧州4カ国でも、それぞれ2万人以上が死亡した。

 WHOの25日付状況報告によると、死者の64%は欧州地域事務所管内(トルコや旧ソ連諸国を含む)。米国と合わせ、死者の88%が欧米に集中している。

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)