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別の陽性看護師も呼び出し、大阪 集団感染120人以上の病院

2020.4.24 13:07 共同通信

 新型コロナウイルス感染が判明した後も看護師を勤務させていた大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」で、検査で陽性と判明して自宅待機中だった別の女性看護師も呼び出して勤務させていたことが24日、市への取材で分かった。

 同病院では医療従事者や患者ら120人以上の集団感染が起きている。市の調査に対して病院側は院内の感染で人手が不足し「やむにやまれずお願いした」と説明。病院が陽性判明後に勤務させたのは2人で、現時点で同様の事例は他に確認できていないという。

 市によると、女性看護師は20日に検査で感染が判明した。シフトに入っておらず自宅待機だったが、21日の夜勤の人繰りがつかず、病院側が出勤を要請。21日夕方から22日朝まで勤務した。院内では感染の有無で患者の病棟を分けており、看護師は感染した患者の病棟を担当した。陰性の患者との接触はなかったとみられる。女性は車で通勤したという。

 市は医療法に基づいて病院に口頭指導した。感染者の就業制限の規定がある感染症法に抵触するとの認識を示し、引き続き調査を進める方針。市の担当者は「感染リスクが高くなる行為。2度もしており、きちんと改善させていく」と述べた。

 同病院は病気やけがからの回復期のリハビリなどを担っていた。