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厚労相、軽症者は宿泊療養が基本 ホテルなど施設を原則

2020.4.23 18:52 共同通信

 加藤勝信厚生労働相は23日、新型コロナウイルス感染症の軽症者の療養に関し「子どもがいるなど、どうしても自宅にいる必要がある人を除いて基本的に宿泊療養を考えてもらいたい」と述べ、ホテルなど施設を原則とする考えを示した。自宅療養中の容体悪化や家庭内感染の事例が出ていることを踏まえた。施設の準備が整わなければ引き続き自宅を容認する。

 加藤氏は「患者は容体が急変する可能性がある。宿泊施設で対応することが患者の安全につながる」と強調した。東京都内で軽症者を受け入れているホテルを視察後、記者団に語った。

 重症者の治療を優先するため、厚労省は2日、軽症者については自治体の用意する宿泊施設やホテル、自宅での療養を検討するよう都道府県に通知。宿泊施設では保健師か看護師が日中は常駐し、医師も電話で対応することも要請している。

 自宅療養を巡っては、家族が感染してしまうケースが出ているほか、埼玉県の50代男性が軽症者として自宅待機中に容体が悪化し、死亡した。

 加藤氏は23日、東京都新宿区が国立国際医療研究センター内に設置する「検査スポット」も視察した。加藤氏は「検査能力の向上は非常に大事。整備に必要な支援を積極的に活用してほしい」と自治体に呼び掛けた。