首都圏、28日から外出自粛 コロナ感染爆発防止に5都県連携

2020年03月27日

新型コロナウイルス感染拡大を受け、首都圏5都県が打ち出した外出自粛要請は全国に波及し、福島、茨城、富山、島根の4県が27日、東京方面への移動を避けるよう新たに求めた。これで移動自粛を求めたのは計13県。強制力はなく、感染発見が難しい若者への浸透が課題だ。都が外出を控えるよう求めたのは28日からの2日間だが、週末の人の往来を抑え、首都圏でオーバーシュート(爆発的患者急増)を防げるかは予断を許さない。
共同通信の集計では、不要不急の外出自粛を求めたのは、東京、埼玉、神奈川の1都2県。移動自粛は宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、新潟など13県が要請した。