社会
この国はどこへ行くのだろうか。漠然とした不安に襲われながらも、目を凝らすと未来の姿を示す人が見える。耳を澄ますと将来の夢を語る声が聞こえる。まだ弱々しいかもしれないが、社会を変える「新しい力」は、確実に芽吹いている。
難民生活乗り越え起業 「努力は報われる」 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた建材関係の展示会。コンサルタントのドアン・ティ・チャン(27)が、母国、ベトナムから来た建築会社の ... [続きを読む]
「はたけのみかた」起業 無農薬野菜で離乳食 少し冷え込んだ日だった。武村幸奈(たけむら・ゆきな)(24)は車を40分ほど運転して滋賀県甲賀市の山中にある山本農園を訪ねた。自然農法を実践す ... [続きを読む]
ひめゆり資料館の説明員 元学徒の思い伝える 「私には沖縄戦の体験はありませんが、ひめゆり学徒隊のみなさんと伝えてきました。きょうは、その中で聞いてきた話をしたいと思います」 沖縄県糸満市に ... [続きを読む]
司法と福祉がタッグ 支援のため出向く 東京・池袋駅近くにあるマンションの一室に女性数人が集まっている。部屋には冷蔵庫とテレビ、ソファ、小さなテーブルがあるぐらい。整理棚の引き出しには源 ... [続きを読む]
地方の課題調べて分析 韓国からの研究者 三重県尾鷲市。知らない町並みを1人で歩いた。スーパーで、薬局で、おしゃべりをする。「何が有名ですか」「どこに行けばいい?」。答えに戸惑うのはなぜ。良 ... [続きを読む]
経験生かしシステム開発 「一人で悩まないで」 パソコンの画面に時間割が現れた。赤や青で色分けされた授業の一つをクリックすると、出席状況を記録するウインドーが飛び出た。「授業に出てへんの、 ... [続きを読む]
20歳の女性浪曲師 期待背に一本立ち 「見上げる空に果てしなく~、雲が飛ぶ飛ぶ~、山の村…」。晴れ着姿の浪曲師、国本はる乃(くにもと・はるの)(20)が、声を限りにうなると、 ... [続きを読む]
文科省官僚から副校長 モノクロの町がカラーに 太平洋を望む小高い丘に、その高校はある。地域や社会の「変革者たれ」を建学の精神として掲げ昨年4月、福島県広野町に新設された県立ふたば未来学園だ ... [続きを読む]
地域おこし協力隊員 朝市から起業を 手作りバッグをテーブルの上に広げて、佐沢由佳子(さざわ・ゆかこ)(39)が「寄っていって」と声を掛けると、朝市の客が「かわいい」と次々と手に取った。イ ... [続きを読む]
35歳で「森のようちえん」 静かに子ども見守る 新緑の木漏れ日が柔らかく地面に映る朝。森に入る前、広場で小さな子どもたちが手をつなぎ輪になった。「立派な木のように、立ってください」。拝 ... [続きを読む]
政府検討会、価格上昇など課題
中国返還中止の可能性も
梅雨期から、県の地方ごと
PC授業本格化で影響懸念
奈良・大神神社
NASA「地球外で初」
同意判断巡り福井県議会
学術会議元会員、戦争協力を反省
福島評議会で地元自治体など訴え
特使表明、韓国と温度差