2トン金属板下敷き、1人死亡 2人重体2人負傷、大阪・岸和田

大阪府岸和田市の工場で男性らが金属板に挟まれた現場付近=6日午後2時21分(共同通信社ヘリから)
大阪府岸和田市の工場で男性らが金属板に挟まれた現場付近=6日午後2時21分(共同通信社ヘリから)
2023年02月06日
共同通信共同通信

 6日午前11時50分ごろ、大阪府岸和田市臨海町の金属加工会社の工場で、金属板に数人が挟まれていると119番があった。岸和田署によると重さ2トンの板13枚が倒れて作業員が下敷きになり、搬送された男性5人のうち三重県の会社から派遣されていた作業員紺野良介さん(58)=三重県名張市=が死亡。30代と40代とみられる2人が意識不明の重体となった。他2人は意識はあるが負傷程度は不明。

 署は現場の安全管理に問題があったとみて、業務上過失致死傷容疑を視野に詳しい状況を調べている。

 署によると板は縦約2.3メートル、横約9.3メートルで、フィルム加工機械を作るための素材とみられる。

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