救急搬送困難、最多6800件に 8月の感染「第7波」超え
2022年12月27日

総務省消防庁は27日、救急車の到着後も搬送先が決まらない「救急搬送困難事案」が、19~25日の1週間に全国の主な52消防で計6800件あったと発表した。前週から12%増え、新型コロナウイルス感染「第7波」の8月8~14日(6747件)を上回って過去最多となった。
増加は8週連続。内訳は、発熱や呼吸困難などコロナの疑いがあるケースは前週比21%増の2130件。コロナ疑い以外は8%増の4670件だった。
総数の地域別では東京消防庁が2927件(5%増)、大阪市消防局が422件(8%増)、横浜市消防局が407件(2%増)、千葉市消防局が255件(14%増)。