女性首長半数が「性別の壁」 家族の反対、両立が課題

女性市区町村長が初めて立候補した際の障壁
女性市区町村長が初めて立候補した際の障壁
2022年12月18日
共同通信共同通信

 来春の統一地方選を控え、共同通信社は10~11月、全国の女性市区町村長を対象に、女性の政治参画の現状を尋ねるアンケートを実施した。

 調査は10月15日時点で現職の43人に実施、41人が答えた。

 立候補時に性別が理由の困難・障壁の有無を尋ねると、半数超の21人は「なかった」と回答。うち16人は国政や地方で議員経験があった。そのうち4人は首長就任後の困難・障壁を感じていた。

 一方、立候補時に困難・障壁を感じた20人に理由を複数回答で尋ねると「家族の反対、立候補の理解を得ること」が11人、「長時間、休日、夜間におよぶ選挙活動と、家庭や私生活との両立」が10人。

共同通信共同通信

国内外約100の拠点を軸に、世界情勢から地域の話題まで、旬のニュースを的確に、いち早くお届けします。

https://www.kyodonews.jp/