「菊池事件」で遺族が再審請求 昨年4月、熊本地裁受理

「菊池事件」の審理やり直しを求め、熊本地裁前で集会を開く弁護士ら=2020年11月、熊本市
「菊池事件」の審理やり直しを求め、熊本地裁前で集会を開く弁護士ら=2020年11月、熊本市
2022年12月04日
共同通信共同通信

 ハンセン病患者とされた男性が隔離先の特別法廷で死刑判決を受け、1962年に執行された「菊池事件」で、遺族が昨年4月22日に熊本地裁に再審請求をしていたことが4日、分かった。男性の死刑執行60年に合わせた集会で弁護団が明らかにした。弁護団によると、請求は受理された。

 男性は、52年に熊本県内の村の元職員を殺害した罪に問われ、無罪を主張したが死刑判決が確定。3回の再審請求も退けられ、62年に執行された。

 特別法廷での審理が憲法違反かどうかが争われた国家賠償請求訴訟の判決で、地裁は20年2月、請求を退けたが、事件の審理は違憲と判断。判決は確定した。

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