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医療新世紀

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重篤化への不安9割 コロナ下の腎臓病患者

2021.1.26 0:00

 新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、腎臓病患者の9割が「自分が感染したら非常に重篤になるのではないか」という不安を抱え、3割ほどは気力や体力の減退を感じていることが、患者支援に取り組むNPO法人腎臓サポート協会のアンケートで分かった。
 今年6月、会員を対象に調査し、1022人(平均年齢61・4歳)から有効回答を得た。

 
 

 自身の重篤化への不安を訴えた人は「非常に不安」と「不安」を合わせ88%に上った。医療機関内で感染してしまうことへの不安は76%、通院時に感染する不安も62%の人が訴えた。また、36%が体力について、29%が気力について「減った」と回答した。
 医療機関を受診する頻度にも変化が見られた。透析の導入や腎移植に至っていない「保存期」の患者のうち定期受診している人の16%が、医療機関からの指示や医師との相談の結果、受診を減らしていた。自己判断で減らした人も5%いた。
 クリニックなどで血液透析を受けている患者に対し、不安解消にどんな支援が役立つか質問すると、「透析医療機関での感染症対策」は98%、「透析医療機関内で感染が起きた場合の治療場所の確保」については96%の人が「非常に役立つ・役立つ」と答えた。
 血液透析患者以外では、99%が「緊急時にすぐに受診できる病院があること」が役立つと回答。また「電話やメールなどで医療従事者に相談できること」「対面の診察を受けなくても遠隔で主治医が状態を把握してくれていること」も90%超の人が役立つと答え、遠隔診療への期待が大きいことが分かった。

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