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医療新世紀

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受動喫煙防止はルールに 啓発リーフレット改訂 

2020.9.4 18:43
 国立がん研究センターがん対策情報センター(東京・築地)は、たばこの健康影響と対策の要点をまとめた啓発リーフレット「喫煙と健康 望まない受動喫煙を防止する取り組みはマナーからルールへ」約35万部を全国の自治体に配布するとともに、ウェブサイトで公開した。無料でダウンロードできる。
ダウンロードした啓発リーフレット「喫煙と健康」改訂版の一部
ダウンロードした啓発リーフレット「喫煙と健康」改訂版の一部

 

 これまでは「厚生労働省喫煙の健康影響に関する検討会報告書」(2016年8月)の概要をまとめたリーフレットを活用してきた。この3年間で受動喫煙対策を強化した改正健康増進法の成立と全面施行、たばこ税の引き上げ、たばこパッケージの注意文言の見直し、加熱式たばこの急速な普及など、たばこを取り巻く状況が大きく変化したため、これらを反映させた内容に改訂した。
 例えば受動喫煙対策について従来版は「WHOによると4段階評価の『最低レベル』」と日本の遅れを指摘していたが、改訂版は「2020年4月1日より多くの店で原則屋内禁煙」として、改正健康増進法による規制内容を詳しく解説。一部の喫煙可能施設が出入り口への掲示を義務づけられた「標識」の表示内容もイラストで示した。
 加熱式たばこの項目は新設した。「加熱式たばこの煙(蒸気)には、ニコチンや発がん性物質が含まれる」と強調しながらも「販売されてからの年月がそれほどたたないこともあり、将来の健康影響を予測することは困難」と現状を説明。国内で販売されている製品を写真付きで紹介した。
 がん対策情報センターの平野公康研究員は「改正法の内容を知って対策の参考にしてほしい。また、中高生などの喫煙防止教育や、がん予防教育に活用してもらいたい」と話している。

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