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医療新世紀

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健康な食事の五つのヒント WHO、食文化超え推奨

2020.3.17 0:00

 世界保健機関(WHO)は、各国の食文化の違いを超えて、より健康的で長生きする食事を取るための五つのヒントを提案した。 

 


 発表によると、第一に「さまざまな食べ物を取ること」。必要な全ての栄養素を含む食品はないため、主食のほかに豆、果物や野菜、肉や魚、卵、乳製品などの動物性食品をバランスよく食べることを勧める。
 二つ目は、塩分摂取を減らすこと。塩分が多すぎると血圧が上がり、心臓病や脳卒中のリスクになるとした。WHOは、日本人の平均摂取量である1日当たり10グラムの半量、5グラムを推奨している。
 三つ目は特定の油脂の使用を減らすこと。特に不飽和脂肪酸の一種、トランス脂肪酸を取り過ぎないよう求めた。トランス脂肪酸は、自然界には少ないが、マーガリンやショートニングなどを通じて、パンやケーキ、焼き菓子などの加工食品、揚げ物などによく使われている。
 次いで、砂糖の摂取を抑えることが四つ目。歯の健康に悪いだけでなく、肥満のリスクが高まるとした。塩分と同様に、加工食品や飲料に含まれている「隠れた糖分」の分量にも気を付けるよう求めている。
 最後は酒(アルコール)を避けること。飲み過ぎや頻繁な飲酒は、長期的に肝臓や心臓の病気、精神疾患につながる。がんの発症にも関係する。特に妊婦や授乳中の母親、車や機械の運転の際には飲んではいけないとした上で「飲まないことは全く問題ない」と強調した。
 発表文では「食べたり飲んだりすることは、感染症と闘う力に影響するほか、肥満や心臓病、糖尿病、さまざまながんなどをどの程度発症するかにも関係している」として、健康な食事の重要性を訴えている。

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