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医療新世紀

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世界の若者8割が運動不足 WHOが研究、注意喚起

2020.2.21 20:05
 世界でおおむね思春期に相当する11~17歳の男女約160万人を調べたところ、その約8割が身体活動(運動)不足の状態であったとの研究結果が国際医学誌に発表された。
 
 
 

 


 世界保健機関(WHO)が主導した調査研究。WHOは2018年から開始した「30年までに身体活動不足の青少年・成人を15%減らす」ことを目標とした活動を各国で強化する必要があるとしている。
 調査は、146の国・地域でそれぞれ少なくとも100人以上が参加した児童・生徒の調査を計298件集め、国・地域の所得レベルや男女の別、地域ごとにどのような傾向があるかを調べた。日本のデータは入っていない。
 その結果、16年には81%が身体活動不足と認められ、男子が78%、女子が84%と女子の方が不足気味だった。
 国・地域の所得レベルによる影響は見いだせなかった。同年に最も身体活動が足りなかったのは高所得のアジア太平洋地域で、その割合は男子で89%、女子で96%に達していた。逆に、最も運動していたのは男子では高所得の西側諸国で、不足は72%。女子では南アジアの78%だった。
 WHOの18年の報告書によると、身体活動の不足は、がんや心血管疾患、糖尿病などの主要な危険因子。身体活動の目安として、小児から思春期に当たる5歳から17歳では、中程度から激しい強度の身体活動を毎日少なくとも1時間行い、少なくとも週に3回は、筋肉と骨を強化する活動を含めることを推奨。
 64歳までの成人に対しては、週に2時間半の中程度の運動か、75分の激しい運動をすること、週に2日以上の筋力強化を勧めている。

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