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医療新世紀

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たばこ誤飲、加熱式大半に 中毒センターの昨年集計

2019.12.17 0:00
 2018年に「たばこを誤飲した」という相談の内訳で、普及が進む加熱式たばこが原因になったケースが初めて紙巻きたばこを上回ったことが公益財団法人日本中毒情報センターの集計で分かった。月ごとの集計では17年10月以降ずっと、加熱式が多かった。
 18年にセンターに寄せられた急性中毒に関する相談、計3万1千件余りを分析した。
 
 

 


 市民からの相談で、事故の原因となっていた物の内訳では、洗剤や漂白剤、たばこ、シャンプーなどの家庭用品が最多の57%、次いで医薬品が33%を占めた。工業用品ではホウ酸が前年の25件から63件に増加。子どもに人気の手作りスライムに使うホウ酸溶液をペットボトルなどに入れていて誤飲したとの相談が多かったという。
 たばこの誤飲事故の相談は2千件余り。そのうち、紙巻きたばこの978件に対して、加熱式たばこは1265件。年齢層別では、加熱式たばこの誤飲の9割は5歳以下の小児で、特に1歳前後での誤飲が多かったという。
 加熱式たばこは火を使わないため、使用済みカートリッジをごみ箱に捨てるケースも多く、子どもが拾って誤飲する事故が起きていた。成人では、使用済みカートリッジをペットボトルなどの飲料容器に捨てていて誤って飲んでしまうケースが9割を占めた。
 同センターが開設している一般市民向けの相談電話「中毒110番」はいずれも通話料のみ、年中無休で、072(727)2499(24時間)と、029(852)9999(午前9時~午後9時)。ほかに、たばこの誤飲の専用自動応答電話、072(726)9922がある。

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