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医療新世紀

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入学の春、一気飲み防止を NPOがキャンペーン

2019.5.4 0:00

 多くの人が入学を迎える春は、新入生歓迎会のシーズンでもある。「イッキ飲み防止連絡協議会」は、一気飲みや飲酒を強要するアルコールハラスメント(アルハラ)の防止を訴えるキャンペーンを始めた。文部科学省、厚生労働省などが後援し、27回目。

 キャンペーン事務局のNPO法人アスク(ASK)によると、今年のキャッチコピーは「飲み会の続きは 病院?」。啓発グッズとしてポスターとチラシ、レジャーシートを作った。

 このうちチラシは、酔って窓から転落して大けがをしたケースなど飲酒トラブルの具体例を漫画で紹介。90センチ四方のレジャーシートにも、キャッチコピーの周りに同じ漫画を刷り込んだ。

一気飲み防止を啓発するレジャーシート
一気飲み防止を啓発するレジャーシート

 ポスターとチラシは全国の大学宛てに、予防対策を取るよう促す要望書と共に送付。レジャーシートは先着千人に無料で送る。申し込みはアスクのウェブサイト(https://www.ask.or.jp/)にある特設ページから。

 ほかにツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアを通じて「こわい飲み会」「アルハラ防止」などのキーワードでトラブル経験談や防止のための工夫を募集し、広く共有する予定だ。ウェブサイトでは啓発ビデオも配信している。

 一気飲みを巡っては、サークルの飲み会でウオッカを一気飲みして2017年に死亡した男子大学生の両親が、飲酒後に救急車を呼ぶなど適切な処置をしなかったとして学生6人を保護責任者遺棄致死容疑で告訴したことが明らかになるなど、事故が絶えない。協議会では、何人もの学生が飲酒事故で命を落としてきたと指摘し、若い命を守る啓発活動への協力を呼び掛けている。

(共同通信 由藤庸二郎)

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