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医療新世紀

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子どもの日常に潜む危険 東京消防庁が啓発冊子

2019.5.4 0:00
 日常生活で子どもが事故に遭うケースを分析すると、同じような年齢で同じような事故が繰り返されている。東京消防庁は、日常に潜む危険から子どもを守るための注意点をまとめた冊子「STOP!子どもの事故」をウェブサイトで公開した。
東京消防庁が公開した子どもの事故防止のための啓発冊子
東京消防庁が公開した子どもの事故防止のための啓発冊子

 

 冊子はまず、2017年に同庁管内で12歳以下の子ども1万4千人余りが事故によるけがで救急搬送され、1、2歳児がそれぞれ2千人以上だったことを紹介。事故を「窒息・誤飲」「おぼれ」「やけど」「はさまれ」「転落」に大別し、年齢別の事故統計を挙げて、危険が潜んでいる場面や原因を写真やイラストを交えて解説。応急手当ての方法も図解した。

 
 窒息・誤飲については、0歳で「包み・袋」、1歳で「たばこ」など年齢別の原因1~5位を示し、乳幼児はトイレットペーパーの芯(直径39ミリ)を通る大きさの物なら何でものみ込む危険性があると警告した。胃から逆流すると肺炎の原因になり得る「灯油」、食道の粘膜がただれる危険がある「ボタン電池」などの保管には特に注意が必要だとした。
 
 0~2歳が溺れた場所は全て浴槽であり、大人が一緒に入浴していても事故が起きているとして、決して目を離さないよう呼び掛けた。
 
 やけどは0~1歳の事故が多く、熱い液体で起こすことが大半で、飲み物のほかポットや電気ケトルなどにも注意するよう促した。また、子どもが挟まれる事故は「ドア」が最多。エレベーターや列車の戸袋に引き込まれる事故、エスカレーターの事故も多く、大人の手が入らないような狭い隙間にも要注意だとしている。
 
(共同通信 由藤庸二郎)

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