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指先自己採血検査を公認厚労省が規制緩和

2014.5.7 10:05
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 自分で指先から採った血液で血糖や中性脂肪を測る簡易検査を、薬局や民間業者が提供することが4月から公式に認められた。厚生労働省が従来の規制を緩和した。
 こうした簡易検査は、多忙などを理由に健診を受けていない人が自分の健康に目を向けるきっかけになるといわれるが、臨床検査技師法などに触れる可能性が指摘され、法的には「グレーゾーン」という扱いだった。
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 厚労省は、簡易検査を行う場を新たに「検体測定室」と定義し、運用のための指針を公表した。
 検体測定室は通常の衛生検査所のような登録は不要。医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師のいずれかが運営責任者として常勤するなどの要件を満たし、厚労省に届け出れば開設できる。
 検査は、客が自分で針を刺すなどして指から採血する。検査項目はいわゆる「メタボ健診」と同じで血糖、脂質、肝機能関係の8項目。
 客に伝えるのは測定結果の数値と基準値のみ。結果をどう解釈すればよいかなど医師の判断を仰ぐべき事項については質問されても直接答えず、医師に助言を求めるよう勧めるとしている。
 結果が基準値内かどうかにかかわらず健診の定期受診を勧めることを求めたほか、健診と同等のものと誤解させるような「健診センター」などの名称の使用は禁止した。
 東京と徳島の薬局での指先採血で、糖尿病やその予備軍の人を見つけて受診につなげる社会実験に取り組む矢作直也・筑波大准教授は「自己採血検査が生活習慣病の早期発見に有効なことは私たちの研究でも明らかだ。法的な位置付けが明確になり、同様の取り組みがさらに広がると期待される」と話している。

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