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お国言葉で早期治療啓発アルコール依存、絵本使い

2015.7.14 9:26
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 アルコール依存症の早期治療の大切さを訴える絵本を方言で読む活動が全国に広がっている。「地元の言葉なので心に響く」と好評だ。
お国言葉で早期治療啓発アルコール依存、絵本使い
 絵本は「ボクのことわすれちゃったの?―お父さんはアルコール依存症―」。精神科医北野陽子さんと看護師細尾ちあきさんによるユニット「プルスアルハ」(さいたま市)が制作し昨年出版された。主人公の小学生「ハルくん」の言葉で、父親の飲酒で傷つく家族の姿と、治療や自助グループへの参加など回復に向けた歩みが語られる。
 絵本に注目したNPO法人アルコール薬物問題全国市民協会 (ASK)の今成知美代表が、各地のお国言葉による朗読を呼び掛ける「ハルくん全国プロジェクト 」を発案した。作者の1人の細尾さんが関西弁で朗読したという話を聞き「家族ぐるみの治療の大切さを訴える啓発活動にぴったり」と考えた。
 昨年10月に始まったプロジェクトは断酒会や医療関係者の集まりなどで賛同が広がり、今年6月までに北海道から沖縄まで10カ所余りで朗読会が実現した。
 各地の賛同者から寄せられたお国言葉バージョンの物語は、プロジェクトのホームページで公開されている。原文の「ボクのお父さん/お酒を飲むと.../こわくなる...」は、青森県では「エの父っちゃ/さげっこ飲めば.../おっかねぐなる...」に、広島県では「おれのお父ちゃん/お酒を飲むと/こわーなる」になっている。
 絵本はゆまに書房刊、2268円。まとまった人数の朗読会用に、ASKが絵本とスライドなどのセット(11880円)も販売している。問い合わせはASKへ。電話03(3249)2551。

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